温かくなると様々な虫が出てきてお困りの方もおられるでしょう。
ゴキブリや蚊、コバエやアリなど、私たちが不快に思う虫は、生活の中にあるさまざまな匂いにつられて部屋の中へ入り込んできます。
今回は、少しでも虫へのストレスを減らすために、マンションでできる虫の駆除方法・予防策を紹介します。
『ゴキブリ』
暗くて湿度の高い所を好むゴキブリは、3mmの隙間があれば容易に入り込むことができます。シンク下にある排水口の隙間をテープでふさぎ、ホコリがたまらないようにしておきましょう。
ゴキブリ対策として一般的なのは毒餌タイプの駆除剤や、くん煙・くん蒸剤がありますが、小さい子どもやペットがいる家庭では誤飲などのリスクがあり危険です。
新しい駆除剤として、スプレーでワンプッシュするだけのものがあります。くん煙・くん蒸剤のように準備や片付けがいりません。 ゴキブリ対策に効果的なハーブとして、アロマティカスが人気です。アロマティカスはゴキブリが嫌う匂いを放つ植物です。
『蚊』
夏になると悩まされる蚊は、夜になると人肌を刺し睡眠の邪魔をする「イエ蚊」と、昼間に刺す「ヤブ蚊」の2種類に分けられます。
蚊はバケツなどにたまった雨水の中に卵を産みつけ、10から13日ほどで成虫になります。雨上がりの日には植木鉢の受け皿や排水溝をチェックし、水たまりができないようにしておきましょう。
玄関や網戸に防虫スプレーをかけておき、蚊を室内に入れないようにしておきます。マンション室内での対策としては、網目の細かい網戸に替えるなどの方法があります。
蚊のせいで睡眠がままならない方は、寝室に置き型タイプの虫除け薬剤を使うのがおすすめです。
『コバエ』
生ゴミの上を飛び回るコバエは一匹いるだけでも不衛生な印象です。繁殖力が強いので、たとえ一匹のコバエでも、見つけ次第すぐに駆除することが大切です。
コバエの種類は、腐った食べ物を好むショウジョウバエやノミバエの他、浴室でよく見かけるチョウバエなど多種に及びます。
まずはコバエを発生させないよう、キッチンを清潔に保ちましょう。食べ物を放置しない、生ゴミは密封する、シンクのぬめりを落とすといった対策は必須です。
コバエの駆除アイテムとして殺虫剤を使いたくない場合は、棒状のハエ取りグッズや捕虫シートがあります。また少し値段が高くなりますが、コバエが好む光の波長を流して高電圧で駆除する電撃殺虫器もあります。
『アリ』
アリは体から分泌物を出し、自分たちの巣から食べ物までのルートにマーキングをします。アリの行列を見つけたら匂いを残さないよう、アルコールなどで拭いておきましょう。
マンションでも庭付きや1階に住んでいる場合、根本的なアリの駆除方法は、ルートをたどりアリの巣を見つけることです。即効性の高い殺虫剤を使い、アリの巣ごと全滅させます。熱湯をかけるのも効果的です。最後にパテなどを使って巣の穴をふさいでおきます。
また、マンションでもシロアリの羽アリの被害は報告されています。マンションは鉄筋コンクリート造ですが、一部に木材が使われているため、室内に入り巣を作ることもあるのです。
見つけたら掃除機で吸い取るだけで死滅します。シロアリの羽アリが大量に見つけられた場合は管理会社へ連絡し駆除してもらうのがよいでしょう。
マンションの低層階は、高層階と比べて虫が出やすくなります。また、マンションの近くに飲食店が多くある場合にも虫の遭遇率は高くなります。
周辺環境に気をつけるだけでなく、室内に虫が侵入しないための予防策も必要です。虫の侵入経路や隙間を確認し、虫が入りづらい状況を作っておきましょう。
ハーブや防虫スプレーを使って虫が近寄らないようにしておくことも効果的です。
もしも室内に虫が出てしまったときには、殺虫剤を使って対処しましょう。繁殖しないよう、見つけた虫を駆除するだけでなく、常に衛生的な環境を保っておくことが大切です。