8畳でも一人暮らしできる?

   

 

8帖ってどれくらいの広さ?

 

「不動産公正取引協議会連合会」によれば、1畳あたりの広さは1.62平方メートルです。

8畳の平米数は、8畳×1.62平方メートル=12.96平米(約3.6×3.6メートル)です。

ただし、地域や物件によって平米数は変動する可能性があります。

1畳は畳1枚の広さですが、地域によって畳1枚の大きさが異なります。

 

たとえば、東日本で使用される畳を基準にすると、8畳×1.549平方メートル=12.39平米(約3.52×3.52メートル)

関西の京間だと8畳×1.824平方メートル=14.59平米(約3.82×3.82メートル)です。

 

 

間取りによっても部屋の広さが違う?

 

同じ8畳帖でも、間取りによって実際の居住空間の広さは変わってきます。

1人暮らし用の賃貸物件に多いワンルームと、それ以外の間取りの場合で8帖の広さを比較してみましょう。

 

 

ワンルームの場合

 

ワンルームの間取り図を確認する場合、広さの捉え方に注意が必要です。

ワンルームとは、キッチンスペースと居室の間に区切りがない部屋のことです。

1つの部屋の中にトイレや風呂などが含まれており、コンパクトな作りになっています。

ワンルームの間取り図に書いてある「8帖」は、居室とキッチンスペースを合わせた面積が8帖であることを示しています。

廊下や玄関に仕切りがなければ、そのスペースも合わせて8帖という意味です。

部屋の間取りによっては、居室スペースが6帖程度しかない場合もあります。

実際の8帖よりも狭く感じやすい点に注意しましょう。

 

 

それ以外の間取りの場合

 

同じ8帖でもワンルーム以外の間取りなら、その部屋の広さ自体が8帖という意味です。

1Kの場合で考えてみましょう。

1Kとは、居室とキッチンスペースの間が仕切られている部屋のことです。

8帖の1Kの場合、居室が8帖、キッチンスペースは4.5帖以下が標準で、それ以外に風呂やトイレが付いています。

居室にダイニングキッチンが付いている1DKの場合は、居室が8帖、ダイニングキッチンが4.5~8帖未満です。

1Kも1DKも居室は同じ8帖ですが、それ以外の広さに違いがございます。

 

 

8

 

 

8帖の部屋は広い?

 

居室の広さが8帖の場合、1人暮らしなら十分な広さです。

ベッドのほかソファやテーブルなどの大型家具を置いても、ゆとりを持って生活できます。

さらに、1LDKになるとリビング・ダイニング・キッチンが8帖以上になるため、さらに広々と暮らせます。

リビングにダイニングテーブルやソファなどを配置でき、居住スペースと食卓を分けることも可能です。

8帖の1LDKは居室が1つしかありませんが、リビング・ダイニング・キッチンの面積が広く、2人暮らしでも十分暮らせる広さです。

 

 

8帖のレイアウトを考えてみよう【1人暮らし編】

 

1人暮らしに向いている部屋の間取りは、1Kやワンルームなどです。

1Kの場合、居室とキッチンスペースは分かれているものの、キッチンの面積が狭いため置ける家具は限られます。

さらに、居室スペースにベッドを置くと、ほかの大型家具を複数置くのは難しいです。

ワンルームになるとさらに居室スペースが狭くなります。

また、部屋の形状によっては、本来キッチンに置きたい家電や家具なども置ききれないケースがあります。

1Kもワンルームも部屋を広く使うなら、家具の大きさやレイアウトなどを工夫しましょう。

 

 

家具の選び方を工夫する

 

狭い部屋を広く見せるには、背の低い家具で統一すると効果的です。

クローゼットや本棚など、背の高い家具は視界を塞ぐため、圧迫感が生じやすくなります。

特にワンルームの場合は、コンパクトなサイズの家具を選ぶことがポイントです。

窓を塞がないように家具を配置すれば採光もしっかり取れ、さらに視界が広がります。

また、配置する家具は厳選して、少しでも家具の数を減らす工夫も必要です。

たとえば、収納付きのベッドがあれば、その分タンスを置くスペースを節約できます。

ソファは置きたいものの狭くなるのが気になる人は、ソファベッドを選ぶと空間を広く使えて便利です。

 

 

家具の置き方を工夫する

 

部屋の中央スペースを空けることで、部屋が広く見えます。

そのためには、家具はすべて壁際に寄せて配置しましょう。

キッチンから窓までの動線ができ、生活もしやすくなります。

また、壁際収納を設置すれば、部屋の空間を広く保ちながら収納スペースの確保も可能です。

1人暮らし用のワンルームや1Kは、収納スペースが少ないケースが多く、物がごちゃつきがちです。

壁を傷つけずに設置できる壁際収納なら、賃貸物件でも安心して使えます。

キッチンや廊下などにあるデッドスペースを見つけて、部屋が狭くならないような家具の配置を考えましょう。

 

 

部屋

 

 

8帖のレイアウトを考えてみよう【LDK編】

 

LDKを広く使うためのレイアウトを考えるなら、まずはテレビの配置から決めましょう。

テレビの場所が決まれば、ソファやテーブルの位置も自ずと決まってきます。

大きいサイズのテレビの場合、ソファとの距離が近いと目が疲れたり見にくくなったりします。

ソファはテレビから離して置くと良いですが、スペース的に無理がある場合は小さめのテレビを選ぶようにしましょう。

 

また、居室の8帖はゆとりのある広さですが、一般的にLDKの8帖は小さく感じます。

ダイニングテーブルやソファはコンパクトなサイズを選ぶようにしましょう。

1人用や2人用のダイニングテーブルなら、そこまで大きくありません。

8帖のLDKでも、食卓と居住スペースをしっかり分けることができます。

 

 

 

スペースを有効活用しよう!

 

ひと口に8帖といっても、間取りによって広さの感じ方が変わります。

ワンルームなら居住スペースは狭くなりますし、1LDKなら2人暮らしも可能です。

どの間取りでも家具の選び方やレイアウトを工夫すれば、実際の専有面積よりも広く見えたり、収納スペースを確保しつつ憧れの大型家具を配置できたりします。

 

8帖の部屋に住む場合は、間取りを考慮しつつ家具を厳選して、スペースを有効活用するようにしましょう♪

 

 

 

 

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