賃貸物件に入居するときに虫が住み着いていないか気になる人もいるでしょう。
居住中になるべく虫を見ないですむように、バルサンを活用すれば安心ですよね。
今回は賃貸物件入居前のバルサンの使用に関する内容を解説します。
バルサンとは
バルサンとは、害虫の駆除や防除に高い効果が期待できる商品です。
ゴキブリやダニ、ノミ、ムカデなどの衛生害虫や不快害虫を発見したときに駆除可能なうえに、防除効果もあるため入居前におこなうと虫が来ないよう予防できます。
バルサンの種類
水
水タイプのバルサンは煙の量、効果ともちょうどいいでしょう。
効果は煙タイプには劣りますが、煙が少なく匂いもそれほど残りません。
それでもそのまま使うと火災報知器が反応するため、使用前にカバーを忘れないようにしましょう。
煙
煙タイプはその名のとおり、煙の量が多いのが特徴です。
害虫の駆除や防除の効果は3つのタイプのなかで一番高いものの、煙が多く出るためアパートよりも一軒家向きです。
煙式警報機に反応する点に注意しましょう。
ノンスモーク
ノンスモークタイプは霧タイプとも呼ばれているもので、煙が少なく匂いが残らないメリットがあります。
アパートの上階の住人に迷惑をかけにくいものの、効果も薄い点は注意しましょう。
煙が少ないとはいってもガス警報機には反応するため、警報機にカバーをしておいてから使用します。
ちなみに、火災報知器には反応しません。
賃貸でバルサンを使う際の注意点
火災報知器にカバーをする
バルサンを使用する前に、種類に応じて必ず火災報知器にカバーをしておきましょう。
水タイプ……火災報知器
霧タイプ……ガス警報器
煙タイプ……煙式警報機
家電や家具を保護する
薬剤が散布されるため、かけられるものにはカバーをし、クローゼットや食器棚は閉じておくように注意しましょう。
密閉空間にする
隙間からバルサンの煙が漏れてしまうと、本来の効果が発揮できない可能性が高くなります。
効果を最大限発揮できるように扉や窓、換気口などをしっかりと閉めておきましょう。
使用後は換気をする
バルサンの使用後は、30分以上しっかりと換気する点にも注意が必要です。
また、目に見えない虫の死骸が落ちている可能性があるため、換気が終わってからは掃除機をかけるようにしましょう。
バルサンは衛生害虫や不快害虫を発見したときに駆除可能なうえに、防除効果があるため入居前におこなうと虫が来ないよう予防できます。
使用前に家具などにカバーをかける必要があるため、ものが少ない入居前におこなっておくと手間が省けておすすめです。
賃貸でバルサンを使う際の注意点などを参考にして、効果的にバルサンを使いましょう。