初めての一人暮らし。家具や家電の準備に追われる中で、「食器ってどれくらい必要?」と悩む人も多いのではないでしょうか?
必要最低限で済ませたい気持ちと、使いやすさ・見た目の良さも妥協したくない気持ち。そのバランスが難しいところです。
この記事では、一人暮らしにぴったりの食器の選び方や、揃えておくと便利なアイテム、あると嬉しい+αのアイテムまで詳しくご紹介します。
一人暮らしの食器、選ぶときのコツは?
基本は「シンプル&重ねられるもの」
一人暮らしのキッチンや収納スペースは限られがち。だからこそ、重ねてしまえて、どんな料理にも合うシンプルなデザインの食器がおすすめです。白やグレーなど落ち着いた色味のものを選べば、食材の色も映えて美味しそうに見えます。
自分の食生活をイメージして選ぼう
毎日料理する派?それとも買ってきたお惣菜を盛りつける派?人それぞれのライフスタイルに合わせて、必要な食器は変わってきます。よく食べるメニューに合った食器を選べば、使い勝手がぐっと良くなります。
【リストで確認】一人暮らしに必要な食器の種類と枚数
以下は、最初に揃えておきたい基本のアイテムです。どれも「自分用+来客用(1人分)」が基本の考え方です。
種類枚数の目安用途例
◆大皿(直径24cm前後)2枚
メイン料理・盛り合わせ
◆中皿(直径18〜20cm)2枚
パン・取り皿
◆茶碗2個
ごはん用
◆丼・ボウル2個
うどん・丼物・スープなど
◆小皿2~3枚
副菜・醤油皿など
◆グラス2個
水・お茶・ジュースなど
◆マグカップ2個
コーヒー・スープ用
◆箸・スプーン・フォーク・ナイフ各2本
洋食・和食両対応
これに加えて、調理器具(フライパン・鍋・包丁・まな板など)や、保存容器も最低限は必要です。特に保存容器は食材やおかずのストックに重宝します。フタ付きで電子レンジ対応のものを3つほど用意すると安心です。
【あると便利】料理の幅が広がる+αのアイテム
サラダボウル
サラダはもちろん、フルーツやパスタ、時には炒め物もOK。見た目も華やかで気分も上がります。深さのあるタイプが使いやすいでしょう。
耐熱皿
グラタンやドリアなどをそのままオーブンやレンジで調理→食卓へ。洗い物も減らせて便利。軽くて割れにくい素材(耐熱ガラス・耐熱陶器)がおすすめです。
小鉢
副菜やお浸し、漬物にぴったり。ちょっとしたおつまみやデザートにも使えます。和洋さまざまなデザインがあるので、気に入ったものを少しずつ集めていくのも楽しみのひとつ。
食器を選ぶときにチェックしたい3つのポイント
素材
陶器、磁器、ガラスなど。軽さや扱いやすさ、見た目の雰囲気で選びましょう。
電子レンジ・食洗機の対応可否
毎日使うならレンジOK&食洗機対応のものが便利。
収納のしやすさ
スタッキング(重ねられる)できる形や、サイズ感を揃えると、すっきり収納できます。
一人暮らしの食器選びは、量よりも「使いやすさ」と「自分らしさ」がカギ。
最初は最低限の枚数でも十分。少しずつ使ってみて、足りないと感じたら買い足していけばOKです。お気に入りの器があるだけで、いつもの食事もぐっと豊かに感じられますよ。
無理に揃えようとせず、自分の生活に合った“ちょうどいい”食器を見つけて、快適なひとり暮らしを楽しんでください。