賃貸物件を探す際、間取りや家賃だけを優先していませんか?実は、快適な暮らしを左右する大事な要素のひとつが「断熱性」です。
断熱性が低い物件は、夏は暑く冬は寒い、結露やカビが発生しやすい、電気代が高くなるなど、住んでから後悔するケースが多い特徴があります
断熱性とは?暮らしやすさを左右する性能
● 断熱性=外気の影響をどれだけ受けにくいか
断熱性とは、「外の暑さ・寒さが室内に伝わりにくい性質」のこと。断熱性が高い家は室内温度が安定しやすく、一年を通して快適に過ごせます。
断熱性を左右する主な仕組み
住まいの断熱性は、次の3つで決まります。
●断熱材
壁や床に使用。施工の質によって性能が大きく変わる
●窓
もっとも熱の出入りが大きい部分。複層ガラスが有利
●気密性
すき間風の有無を左右。窓枠や建具の精度が影響
断熱性の高い賃貸に住むメリット
✔ 夏も冬も快適
外気温の影響を受けにくく、冷暖房の効率もアップ。
✔ 光熱費を節約
エアコンの稼働時間が減り、電気代の負担が軽くなります。
✔ ヒートショック対策になる
部屋間の温度差が少なく、健康面でも安心。
✔ 結露・カビを防げる
湿気がこもりにくく、室内環境を清潔に保ちやすい。
内見時にチェックすべきポイント
チェック項目見るべきポイント
●窓の仕様
ペアガラス・内窓があるか
●日当たり
南向きでも周囲の建物で暗くないか
●結露跡
サッシにカビ跡がないか
●隙間風
玄関や窓枠にすき間がないか
特に「窓」は断熱の要。単板ガラスしか使われていない物件は避けましょう。
断熱性の高い賃貸は、
✅ 快適
✅ 健康的
✅ 経済的
の三拍子がそろった理想の住まいです。物件探しの際は、家賃だけで選ばず「断熱」をチェック項目に加えましょう。