部屋があまり広くないと、収納スペースが足りずに「物の置き場所がない」と悩むことも多いですよね。
限られたスペースの中で、どうやって上手に収納すればいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、狭い部屋でもスッキリと収納できる工夫をご紹介します。
ぜひ暮らしのヒントとしてご活用ください!
狭い部屋をすっきり使う「持ち物を減らす」ための工夫
いらない物を手放す
長いあいだ使っていない洋服や本などは、思い切って処分するのがおすすめです。フリマアプリで売れば、ちょっとした収入にもなります。
地域のリサイクルショップへの持ち込みや、知人への譲渡も選択肢のひとつ。最近では、自宅にいながら使える宅配買取サービスも充実しており、車がなくても簡単に処分できます。
使っていない家電は、不用品回収業者や購入した店舗での引き取りサービスを利用することも可能です。
粗大ごみとして処分する場合は、お住まいの自治体のルールを確認して正しく処理しましょう。
物をこれ以上増やさないために
新しい物を買う前に、「それを収納する場所があるか」をチェックする習慣を持つことが大切です。「何かを買ったら何かを手放す」というルールを取り入れると、無駄な買い物を防ぎやすくなります。
季節限定のアイテムは、使い終わったタイミングで手放すか、保管方法を見直して。衣類の場合は季節の変わり目に見直すとスムーズです。
また、衝動買いを避けるために、必要なものをあらかじめリストアップし、計画的に購入するようにしましょう。
狭い空間を活かす!収納を上手に使うアイデア
つっぱり棒で空間を有効活用
洗濯機の上やシューズボックスの周辺など、デッドスペースになりがちな場所には、つっぱり棒を使って収納エリアを作りましょう。
キッチンならシンク下に設置して掃除道具やキッチンツールを吊るすのも◎。クローゼットでも、つっぱり棒を使えば収納力がアップします。
設置は簡単で、賃貸でも安心して使えるのが魅力です。ただし、設置前には耐荷重や壁の状態を確認しましょう。
デッドスペースに収納ボックスを活用
ベッド下やソファの後ろなど、普段使わないスペースには衣装ケースやカラーボックスを置くのが効果的です。特にオフシーズンの衣類や寝具の収納に便利。
押し入れが奥行きのある場合には、カラーボックスを使って仕切ると整理しやすくなります。
クローゼットの床には、靴やバッグを収納する低めのボックスが役立ちます。
隙間にぴったりの収納ラックを導入
冷蔵庫の横などのわずかな隙間にも、専用の収納ラックを使えば便利な収納場所に早変わり。
調味料やラップ、調理道具などをしまっておくのにぴったりです。
キャスター付きのタイプなら掃除のときにも簡単に動かせて快適。
洗面所やトイレにも応用できるので、タオルや日用品の予備収納にも活用できます。
壁を使って収納力をアップ
床に家具を置くと圧迫感が出るため、壁面を活かした収納も取り入れてみましょう。シェルフを壁に取り付けることで、収納兼ディスプレイスペースを確保できます。
突っ張り式のシェルフなら、工具不要で簡単に設置できるものも。
おしゃれに飾るだけでなく、フックを取り付ければバッグやコートの収納にも役立ちます。
設置時は、壁の素材と耐荷重をしっかり確認してください。
棚の中を仕切って使いやすく
棚の中のごちゃごちゃを防ぐには、仕切りケースやファイルボックスが便利です。100円ショップなどで手に入るグッズを使って、アイテムごとに分けて収納しましょう。
キッチンでは調味料や食品の収納に、衣装ケースでは下着や小物類の整理に活躍します。ひと目で中身が分かるようになると、取り出すのも片づけるのも楽になります。
圧縮袋でかさばる物をスリムに収納
冬物のアウターや布団など、かさばるアイテムは圧縮袋を使えば大幅に省スペース化できます。空気を抜けば体積がぐっと減り、収納の効率が格段に上がります。
ハンガー付きの圧縮袋を使えば、クローゼットにもそのまま吊るせて便利。防虫剤や乾燥剤を一緒に入れておけば、長期間の保存も安心です。
狭い部屋でも「広く見せる」テクニック
限られたスペースを少しでも広く見せるには、収納家具の配置にひと工夫が必要です。
おすすめなのは、玄関から部屋の奥にかけて、徐々に高さのある家具を配置すること。
視線が奥へと抜けるようになり、部屋全体が縦に広く感じられます。
また、背の高い家具は窓の前に置かないのがポイント。自然光を妨げず、部屋の明るさを確保することで、開放感もぐっとアップします。
こちらで紹介したアイデアを組み合わせることで、限られた空間でも快適な暮らしを実現できます。ぜひ自身の生活スタイルに合わせて取り入れてください。